長年連れ添った妻と離婚した。私のいい妻を演じてくれていた彼女だったが、離婚調停で弁護士を連れて現れた彼女はまるで別人のように豹変していた。
よっぽど私に対して腹に据えかねるものがあったのだろう。調停の結果、家を含めてほぼ全ての財産は彼女に持っていかれてしまった。そもそもは、その有能弁護士を雇った金も私の稼ぎなのに。こうして、私のもとに残ったのは、運転免許を保持していない彼女にとって不要と判定された一台のステーションワゴンだけだった。
私は預金を通帳ごと持っていかれたので、安い駐車場付きの賃貸マンションを借りて独身生活を開始した。ところが、改めて独り暮らしをしていると、面白いほどにお金がたまっていった。もともとお酒が飲めない体質の私である。人付き合いも少なくお金の出どころがないのだ。それなのにあの程度しか預金がなかったのは、よっぽど元妻が浪費していたということである。更に、独りになると時間を持て余し始めた。つまり、私は元妻に時間とお金をかけ過ぎていたことに気づかされたのだ。尽くしてくれた元妻には感謝しているが、実は私から何もかも奪っていた疫病神だったのかもしれない。
車内フェラ
そして、疫病神から解放された私に与えられた、車とお金と時間を使って車内ワリを始めた。元妻以外の女性と性行為をした経験がない私にとっては、車の中で女の子が遊んでくれる車内ワリは最高の遊戯だった。ほとんどがどこかの駐車場でさっと済ませて帰っていく女の子だったが、気が合った女の子とはドライブさえ楽しむことができた。すべては、私を解放してくれて車内ワリスターターセットとも呼べる車とお金と時間を与えてくれた元妻のおかげなのである。
ただ、元妻とはこういう遊びは一切しなかった。私は仕事に捉われて家庭を鑑みない人間だったようだ。もし、元妻と時間を作って車内ワリのような行為を楽しむ余裕があれば、元妻も豹変せずに私たちは離婚に至らなかったのかも知れない・・・ハンドルを握る僕の股間を咥えてくれている車内ワリの女の子の頭をなでながら、私は思った。
姦通とは
不倫の出会い