昔はエロ劇画と言うものがありました。
今はどちらかと言えばアニメのようなデフォルメタッチのエロマンガが多いと思うのですけど、僕らの子供の頃にはエロ漫画と言えば写実タッチのエロ劇画だったのですよ。
これも今は全然見かけなくなりましたが、エロ本の自動販売機がありましてね。その中にエロ劇画雑誌なんかも含まれていたんです。同級生の悪ガキたちと夜中にこっそりお小遣い持ち寄って買いに行ったものです。
でね、それが結構エグイ内容なんですよ。今のエロ漫画みたいにタブレットで軽いタッチで描かれているのとは異なって、カブラペンのゴリゴリのタッチで描かれたリアルな女性がいろんな汁を流しながら喘いでいるような絵なんです。内容も今となっては詳細は思い出せませんが「好きな人とエッチできてしあわせー!」みたいな明るいノリはなくて「シャブ中の人妻と不倫して地獄に落ちる」みたいな暗いものが殆どだったと思います。
僕も含めてそういうものを子供の頃から読んでいたら、誰もセックスなんかに憧れなかったですよ。逆に「大人はこう言うことをしないといけないのか」と暗い気持ちにもなりましたね。
アラフォーのパパ活
だから、アラフォーのパパ活なんて言葉を聞くと、エロ劇画の陰惨な世界を思い出してしまうんですよね。僕も本来のターゲットだった若い子のパパ活に相手にされず、言い方悪いですが、売れ残っていたアラフォーのその人しかいなかったのです。でも、会う約束を取り付けてから、そんなアラフォーのパパ活とエロ劇画の世界がリンクしちゃって・・・ヤクザにシャブ漬けにされた女がクスリ買うために体を売ってるんじゃないか・・・とかねえ、ドタキャンしようかなと寸前まで考えていました。
ところが、実際に会ってみると明るい女性で、もちろん援助目当てではあるのですが、「いろんな人と出会って遊びたい」と言う気持ちが強く出ている人でして、楽しくデートしている内にそんなエロ劇画の世界は吹っ飛んで、エロマンガの世界が訪れましたね。
明るいエロマンガの世界をセックスに求めたら幻滅することも多々あるかと思いますが、エロ劇画の世界を描いていたらいい意味で裏切ってくれるものです。当時の漫画家さんたちはそこまで計算してエロ劇画を描いていたんでしょうかね?
デブのパパ活
無償でお金くれる人